【車】サラリーマンのためのポルシェ認定中古車の正しい購入方法(その1)
こんにちは、ボビーです。
サラリーマンでも新車で無ければポルシェに乗ることも頑張り次第で夢ではありません。
中古車の場合、重要なのはお店を選ぶことですが、どのお店が良いのか分からなくても安心して選ぶ方法があります。
それは、「111におよぶチェック項目」が売りのポルシェ認定中古車です。
1年間のメーカー保証も付くため、中古車のポルシェを安心して乗り続けるなら一番お勧めの購入方法です。
しかし、安心だけで無く、購入して1、2年間のメンテ費用も抑えたいなら、実は認定中古車ならどれでもいい訳では無いのです。
購入後のメンテ費用も抑えたいなら正しい選び方があります。
そこで、サラリーマンながらこれまで3台のポルシェを全て認定中古車で買った私が、ポルシェ認定中古車の正しい買い方を教えます!
ポルシェ認定中古車について正しく理解すること
私は「三度のメシより車好き」の昭和のオヤジの典型で(笑)、周りからよく車の購入の相談をされます。
色々な方の相談にのるうちに気づいたのは、ポルシェに限らず輸入車の認定中古車について、誤解をお持ちの方がおられることでした。
そこでまずは、特に輸入車の認定中古車について正しく理解をしていただきたいと思います。
次の(1)~(3)について、どのように思っておられたでしょうか?
確認してみてください。
認定中古車への理解度チェック!
(1) 認定中古車を買うと、予期せぬ出費はなくなる
⇒おおよそ正しいです。
どのメーカーでも厳しいチェック項目をパスする必要があるためです。
チェック項目をパスするということは、後の出費はおおよそディーラーで想定されるものですので、事前に準備しておけば慌てることもありません。(その2で後述します)
(2) 認定中古車を買うと故障は一切無い。
⇒これは間違いです。
車は複雑な部品でできています。
そのため想定外の故障はどの中古車もありえます。
但し、ポルシェであれば、1年間の保証がありますので、その故障に対しても(消耗品を除く)無償で修理をしてもらえます。
ここが、一般的な中古車屋で購入するのと大きく違う点です。
(3) 認定中古車を買うと、購入後のメンテナンス費用も一切掛からない。
⇒これがよくある誤解です。
一部のメーカーでは、メンテナンス費用も込みの認定中古車制度やプランもありますが、基本的にメンテナンス費用は掛かります。
ただ、購入後のメンテナンス費用を抑えることは可能ですので、これについて次に詳しく解説します。
輸入車の認定中古車のメンテナンス費用についての考え方
輸入車の認定中古車として販売するためには、メンテナンスの記録がはっきりしていることが必要です。
逆にいうと、これまでどのようにメンテナンスをしてきたかわかっているため、現状の車の状態を見れば、次はどのタイミングで部品交換が必要かどうかわかります。
具体的には、
・次の車検までにブレーキパッドの交換が必要かどうか
・エンジンオイルの交換は次はいつ必要か
・次の12か月点検までにワイパーブレードの交換は必要か
・・・・
等です。
これにより、認定中古車を引き渡す際に部品交換が必要かどうかが決まってきます。
少なくとも次の車検までに交換が不要な消耗品は基本的に交換されません。
要は、街の中古車屋さんで購入する場合によくある、
「エンジンオイル、クーラント、ブレーキフリュード、オートマオイル、ワイパーブレード、バッテリー等、消耗品はとにかく全て交換いたします」
という「乗り出し時に消耗品を新品に」サービスは認定中古車には実は期待できません。
どのメーカーも「・・項目の厳しい点検・調整」というようにうたっていますが、どこも「消耗品は全て交換します」とはうたっていません。
次回に続きます・・・・